自宅待機中の過ごし方…もしも階段がゴム製だったら…を想像して楽しむ
コロナで自宅待機をしていて時間が余る…という方に。
もしもの世界を想像して楽しんでみませんか。
もしも階段がゴム製だったら…を想像してみる。
実はこれを想像するきっかけとなった出来事がある。
ちょうど今頃、数年前のGWの前日のこと。
仕事を終えてビルの階段を下りていたところ、急に宙に浮いた感じがした。
『うわっ…やってしまった!どうしよう!どうやって受け身をとろう?』
階段を踏み外した一瞬の間にも関わらず、脳は冷静に分析をする。
『これって、走馬灯とかいうやつ?もしかして私、ヤバイかも…踏み外してるもんなぁ…』
『今って一瞬だよな…こんなこと考えてる時間があるんだなぁ』
そう思っている間、私の体は空中で前転し、踊り場に左肩から着地し、左後頭部を打ち付けていた。
「だっ、大丈夫ですかっ?」
よほど派手な階段前転だったのか、後ろを歩いていたであろうサラリーマンが声をかけてくれた。
『うん、たぶん大丈夫、大丈夫だけど話せるほど大丈夫ではないな…』
おそらく10秒ほどは私は無反応だったと思う。
と、まぁ、ざっくり言うと階段から落ちて一回転したら、怪我はなかったけど結構痛かったというエピソードである。
というわけで、もしも階段がゴム製だったら…を考えてみる。
階段を踏み外して一回転…
床に打ち付けた肩が痛かったのも
強打した左後頭部が痛かったのも
サラリーマンの声に反応できない恥ずかしい気持ちも
すべては階段が硬いことが原因である。
つまり、もしも階段がゴム製だったら、こんなことは起きないのである。
もしも階段がゴム製だったら
階段を踏み外したふりをしてダンスのような前転を軽やかに披露する。
そして打ち付けたと思わせた肩で、かっこいい受け身をとるはずだ。
頭は強打…ではなく、ゴム製の床にめり込んでお茶目さをアピール。
最後に素早く立ち上がってポーズを決めればサラリーマンからは拍手をもらえるだろう。
うん、完璧だ。何故今は階段がゴム製じゃないのかと思うくらいバッチリだ。
質問:もしも階段がゴム製だったら
結論:誰でも簡単にダンサーになれる
以上。
お題「#おうち時間」